マネジメントに本当に大切なこととは

Magandang Araw‼ みなさんこんにちは!

フィリピンのバギオにある語学学校でインターンシップをしておりますリョウです!

 

前回のブログがなんと2週間前....これではダメですね。

せっかく読んでくださる方がいらっしゃるので今一度気合を入れなおして取り組んでいきたいと思います!

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さて、今回は『マネジメント』について学んだことをお話ししようと思います。

というのも、社長のミオさんのカバン持ちといえど、それに加えてバギオ校のスチューデントマネジャーの仕事も任されつつあり、今まさにやっていることが『マネジメント』なんですよね。

 

数年目に女子高生が野球部のマネージャーになってマネジメントを指揮し、チームを復刻させていく某有名な書籍がありましたが皆さんはお読みになられたでしょうか?

野球部出身ということもあり、気になって読んでみたんですがこれがかなり面白い。読んでない人はぜひ読んでみてくださいね。

と、話を戻していきますが、

そもそもマネジメントって何なんでしょうか?

 

--Management

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①the activity of controlling and organizating the work that a company or organization.

②the people who are in charge of a company or organization.

                - According to Longman Dictionary of Contemporary English 5th Edition- 

 

へぇ~。つまり会社や組織を管理したり経営したりすること、またそういった役割を果たす人のことを指す場合もあるんですね!

 

じゃあマネージャーが全てのことを把握して、ぜーーんぶのことを指揮すれば会社はうまく回っていくのでは?

と安易に思ってしまったのですが、実は全部自分でやってしまうことは上手なマネジメントではないんです。

インターンを開始して間もないころ、上司の出張で一人残された僕は何でもかんでもとにかく必死に体当たり式に取り組んでいました。

夜10時過ぎにセブ校舎の先生からトラブルの連絡があり、俺が何とかするしかないといわんばかりに行動し始めました。けど、その様子をみた管理職で上司にあたるフィリピン人女性が僕に言いました。

 

「なんでバギオにいるあなたがセブ校舎の問題に首を突っ込んでるの?しかもこんな時間に。セブにだってスタッフがいるじゃない。」

 

一瞬思考が停止しました。

「なんで今俺が怒られてんの...????」

だって誰もやらなきゃ先生たちがかわいそうだし、それが俺の仕事なんじゃ...。

 

困惑しながらも、話を聞くにつれて彼女の意見が分かってきました。

「まずこのトラブルの原因は講師とコミュニケーションをきちんと取らなかったセブの日本人スタッフにあるし、それを確認しなかった先生にもある。

それを今更こんな時間に頼ってくるなんて間違ってる。

ここで助けたら彼らはそれに気づけないし、ただあなたが疲弊するだけ。

全部あなたがやっていてたとえ会社がうまく回っていたとしても、それは本当の意味でうまく回ってはいない。

だって逆に言えばあなたがいなくなったら会社は機能しなくなりってことなんだから。」

 

へぇ~~~~~~!!

彼女のすごさを実感しました。

僕は本当の意味でマネジメントというものを理解できてなかったんだなと思ったし、会社の全体像も未来も見えてなかったんです。

ただ彼女は何もやるなとは言ってないんです。

そりゃマネジャーとしてバギオにいながらもセブの状況に気を配ったり管理したりするのは必要です。

けど、自分がやる必要のないことにまで手を加えていたらいくら働いても時間は足りないし、いつか必ず体が先に壊れてしまう。

そのために僕らはチームで働いてるわけだし、助け合わないとダメなんです。

今の僕にかけている能力は『人を頼る』ことです。

人にやってもらえば自分は他のタスクをその間に完了させれるし、人には得意不得意があるわけだからクオリティも上がる。

 

今後マネジャーとして働くうえで、上手に人を頼り、また誰に頼んだら最も効率よく質も良いのかなどの思考を養っていくことは今後将来に必ず活きてくるスキルになると思いました。

 

では、今回はこのあたりで終わらせていただきます。

最後まで読んでいただきまして誠にありがとうございました。