【卒業生インタビュー②】夢実現のためにバギオで英語を学んだ女性の話。
Magandang Araw!! みなさんこんにちは!
フィリピンのバギオで留学中のリョウです。
前回の記事から始まりました Story Share 卒業生のインタビューですが、早くも第二弾です。
というのも4週連続で生徒さんが卒業していく予定なのでまだまだ続いていきます。
他の生徒さんのお話をじっくり聞くことができるのは嬉しいですが、やっぱり一緒に勉強に励み、毎日時間を共にしてきた仲間が卒業してしまうのは寂しいですね。
僕がバギオへ来てすでに1か月半が過ぎ去りました。
なんと気づけば在学生徒の中で僕が滞在期間が最長となってしまいました。
サイヤングだけどサイロング。
今後入学してくる生徒さんのサポートを少しずつでもしていきたいなと思った今日この頃です。
さて、では早速お待ちかねのインタビュー内容に移っていきましょう!
卒業生 ゆかりさん
プロフィール・・・
バギオ留学前は東京都の離島に3年暮らしていたゆかりさん。
年齢は31歳。高身長クールな女性です。
---では初めに、久しぶりに日本語を話す気分はどうですか?
(※このインタビューで初めて英語から日本語に切り替わります。)
「日本語が不自由に感じますね。文法わかりません!あとリョウさん日本語だとイメージ全然変わりますね。若さを感じます。」
---簡単に留学に来る前にしていたことを教えていただいてもいいですか?
「三倉島という東京都の小さな島で、公務員として働いていました。去年の8月にその職はやめて、それからはハローワークの主催する事業に参加していました。」
留学を決めたきっかけ・・・
---では、留学をするために公務員の職を辞めたということですか?
「そういうわけではないんです。公務員の仕事を辞めて、すぐに新しい職は見つかるだろうと思っていたんですけど、なかなか興味を持てる職が見つからなかったんです。唯一興味を持てたのが、ウォータービジネス産業と森林のマネジメント関係の仕事だったんですけど、どちらを勉強するのにも英語が求められて腹が立ったし、もともと留学にも興味があったのでそれならいっそこの期間にしてやろうと思って決めました。」
---フィリピンに決めた理由はなんですか?
「留学に強い大学に通っている友達がいて、彼女から情報をもらってました。初心者にアメリカやオーストラリアはちょっとハードと聞いていて、フィリピンを特に薦められたので決めました。」
---バギオを選んだ理由はなんですか?
「島に住んでいたので海にもはや興味はなかったですね。あとはセブの雰囲気はちょっと苦手で自分には合わないかなと思って。わたし山好きなんでバギオにしました。」
---Story Share を選んだ理由教えてもらってもいいですか?
「一番は日本人マネジャーがいることと社長さんが日本人ということですね。もしなにか起こって裁判事になっても日本人相手なら何とかなるかなと思って(笑)」
---僕も注意深い方なんですが、さすがに裁判の可能性までは考えてませんでした。(笑)
---EOPの厳守度などは決め手になりませんでしたか?
「結果的にここのEOPを選んでよかったと思ってますが、特にここのEOPがいいから選んだとかではないですね。ほかの学校のほうが日本人以外の国籍の生徒さんとかかわれてその文化交流もいい学習環境の一つだと思いますし。結局話せるようになるかどうかは自分の努力次第だと考えていたので、どの学校を選んだとしても自分が頑張るだけだと思ってましたね。」
バギオ留学ライフ・・・
---留学期間はどれくらいでしたか?
「12週間です。」
---留学期間はどのようにきめましたか?
「主に費用の面からきめました。本当は4ヵ月いたかったんです。そうしたら日常会話だけでなくてビジネスコースまで勉強できたかなと思います。3ヵ月あれば目標の日常会話レベルまで達することができるとあらかじめ段取りを考えて申し込みをしました。2ヵ月ではちょっと短いかなというイメージがあったので3ヵ月にしました。」
---実際3ヵ月過ごしてみてどうですか?
「日常会話は不自由なく話せるレベルまで到達できたと感じています。ビジネスで使うイディオムや表現はまだまだだけれど、基本はマスターしたので帰国後に自分で勉強していくことができると考えています。英語のアイデアやどういった風に学べばいいのかを知識として知れました。」
---EOP校舎での留学でしたが、1日に何クラス受けていましたか?
「初めの1か月はマンツーマン6クラス+グループレッスン2クラスです。その後マンツーマンクラスを1つ追加して合計9クラスでした。」
---とっていたクラス教えてください
「初めは CL 2クラス SBS 2クラス Speaking 1クラス 発音矯正1クラスで、その後は追加した1クラスでイディオムやTEDを教材とした授業なども受けました。」
---一番とってよかったと思うクラスってなんでしたか?
「発音矯正です!!これはみなさんにとることをお勧めします。ちゃんとした発音ができなければコミュニケーションなんて取れないですからね。特に発音は自分で勉強できないことの一つです。先生に聞いてもらって正しく直してもらうことが何より大切です。私なんて何度先生に『あなたの単語は曲がっている』と言われたことか(笑)。
特に大学生さんなど若い生徒さんは発音矯正をとらない傾向があるので、早めにとることを強くお勧めします。」
---確かに僕も発音は自分でいけるだろうと舐めてて初めの1か月はとりませんでした。けど自分の発音のひどさに気づいて今猛勉強してます。
ちなみに留学前の英語力は・・・
---留学前から英語勉強してて、話せてたんですよね?
「とんでもない!私底辺からはじめてますよ!英語を最後に勉強したのは大学生のころでそのころのTOEICのスコアは450点くらいでした。それ以降も全く勉強してこなかったんで正直中学生レベルのことしかわかりませんでしたね。」
---てっきりもともと英語が好きで話せる人だと思ってました。
「高校のころから英語を避けていたのでその分をこの3ヵ月で取り戻してしまいたいと思っていました。だからクラスも6クラスから7クラスに増やして頑張りました。」
---留学前の勉強はどんなことをしてましたか?
「スマホにスタディサプリをインストールしてひたすら音声を聞き流してました。単語勉強とか嫌いなんで全くしてないです。何かわからないことがあったときに調べられるようにと『1億人の英文法』だけ日本から持ってきました。」
---僕もその参考書持ってますよ。わかりやすいですよね!
「前置詞が苦手で全く使えなかったんですけど、図や絵を使って分かりやすく説明があってイメージがしやすかったです。そのイメージがあったから実際につかっていくこともできました。」
勉強以外のことも質問します・・・
---宿泊施設はどうでしたか?
「めちゃくちゃきれいで文句ありません。あとは何よりもシャワールームが清潔なのと断水が起こらないことはとても感謝しています。校舎が合併する前は何度断水の恐怖におびえたことか。。けど今はそんな心配もなくとても快適です。それに部屋にもWi-Fiがつながるようになっていい環境だと思います。」
※インタビュー前日に新しくWi-Fiルーターが取り付けられ、リビングの共用スペース以外でもつながるようになりました。(一部の部屋を除く)
---食事には満足できましたか?
「毎日おいしくいただきました。けど少し不安があるとすれば朝食の量が私にとっては少ないと感じた点ですね。」
---滞在中に病気になったり、体調を崩すことはありましたか?
「はじめは水に苦しめられました。日本との違いに体が慣れるまでは割と体調を崩しがちでした。あとは寒暖差ですね。朝晩と日中の気温差が激しいので気を付けるべきポイントだと思います。」
---休日はどんなことをして過ごしていましたか?
「来た当初は観光をしたり、センターシティへ行ったりとしていましたが後半は校舎でリラックスして過ごすことが多かったです。特におすすめなのが英語で書かれた漫画を読むことです。リーディング力向上の助けになるし、授業の復習ばっかりで飽きてきたころに読むのがベストです。無料のアプリがあるのでぜひ活用すべきだと思います。」
おわりに・・・
---今回の留学を星5段階で言うならいくつですか?
「星3つです。自分の留学自体には満足できたといえるし、自分はよく頑張ったと自信をもっていえます。ただ、たまに学習のサポートに不満を感じることもあったので星3つにしました。けど十分に英語力を伸ばすことができた充実した留学となりました。」
---後悔があるとすれば何ですか?
「特にないですけど、強いて言えば来る前に荷物を送ったことですね。関税が高すぎて受け取り拒否しちゃいました。なのでマニラでオークションにかけられて今頃知らない方々の手にわたっているでしょう(笑)
荷物は送るな持ってこい!です。
こっちでも十分日用品は買い揃えれるので必要最低限を持ってこれば大丈夫です。
---帰国後のプランはどのように考えていますか?
「帰ってみないと何とも言えませんが、当初の目的でもあった森林マネジメントの道に進んでいこうと考えています。自分に合ったその分野の職が見つかれば就職してしまうのが一番効率も良いと思いますが、見つからなければ2年間専門学校に通うことを考えています。学校に通いながら英語が使える派遣の仕事をするのもいいかなと考えているし、今後の将来に不安は特に感じてないです。」
---最後に在学生へ何かアドバイスはありますか?
「自分なりの勉強法を見つけるのが大切です。たった3ヵ月で全部のことができるようになるはずなんてないんだから、この期間に自分が今後も継続していける勉強法を見つけること。そうしたら帰国後も自分で勉強を続けていけるようになります。ここにはたくさん先生がいて、英語を勉強したくて集まった他の生徒さんもいるわけなんだから、積極的に情報を交換して様々な勉強法があることを知るべきです。たくさんの勉強法を知れば、そこから自分にあうベストを選択することができます。何も知らないことはもちろん選ぶことなんてできないですからね。今いる生徒さんももっと先生やクラスメイトを使うべきですね。プロフェッショナルが集まってきてるんですから。
あとは今やるべきこととそうでないことをしっかり見極めることです。復習も大切ですが、たった1か月しかいれない生徒が毎日部屋にこもって教科書の復習する必要があるとは思いません。たった1か月なら1日8時間のマンツーマンもできると思うし、ひたすら知識をインプットして帰国してから復習したらいいと思います。
自分は底辺から3ヵ月勉強して話せるようになったんだからみんな話せるようになりますよ!
まとめ
インタビューを受けていただいてありがとうございました。
日本語でのインタビューということもあり、ついつい話し込んでしまいました。
僕とゆかりさんは隣同士の部屋だったんですが、いつもシャドーイングをする彼女の声が聞こえてきて、僕も頑張らないとなという気持ちにさせられました。
音声データをもらったり、勉強方法のアドバイスもたくさんもらったりして感謝の気持ちでいっぱいです。
はい、今回は卒業生インタビュー第2回ということで書かせていただきました。
今回使用した写真はすべてバギオ校舎でインターンシップ中のMiuが撮影・編集を行ってくれました。
さすがデザイナーです。僕が撮るのとはクオリティが全然違います。
僕一人ではなく、他の人の協力があって一つの記事を作り上げることにやりがいも感じました。
卒業していく生徒さんたちを記憶だけでなく、こうやって記事に残してみなさんにシェアしていくことを大切にしていきたいと思います。
次週は別の生徒さんのインタビュー内容をお届けするので楽しみにしていてください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。